2015年11月21日土曜日

新幹線「のぞみ」で指定席を使う価値



のぞみって、十年くらい前までは「全車指定席」だったんですよね。


今では東北新幹線の「はやぶさ」がそうなっていますが。




で、確か品川駅開業の時に、「1~3号車は自由席」に変更になったんだと思います(違っていたらすみません)




ぼくはもともとけち臭い人間だったので、新幹線に乗るお金なんて持っていませんでしたし、それよりは「青春18きっぷ」を使って、大阪~東京を9時間かけて移動することのほうが「萌え」を感じていたので、


「のぞみ」を(自腹で)利用したことがあるのは、人生で数えて本当に数回しかありません。


で、普通に考えると、指定席と自由席だと、1000円くらい料金が違うので、自由席を使うんですが、



最近はむしろ、指定席しか使わない、というスタンスに変わっています。



まあ、普通に考えれば指定席のほうが座席数が多いので、「座りやすい」っていうのもあるんですが、考えようによっては、指定席を使うことは、1000円余分に支払う以上の価値があるんじゃないかな、と思うわけです。




①時間に余裕ができる

自由席は「早い者勝ち」なので、例えば始発駅の東京や新大阪では、「自由席車両」の入口で、早めにホームで待っておかないと座れない可能性が高いわけですね。


とすると、どうしても駅に早めに向かわないといけません。


指定席を予約していると、極端に言えば出発の1分前に車内に滑り込んでも座席には座れますが、自由席だとこうはいかないでしょう。


出発の15分前くらいに到着してどうか、という気がしますが、繁忙期のお盆や年末年始は、自由席乗車率が150%を超えたりするので、何十分も前に到着していないと座るのは厳しいですよね。



指定席を予約していることで、「座席確保」のためにかかる時間を短縮することができます。もちろん、窓口で並んで切符を買うのにも時間がかかりますが、今はチケットレスサービスだったり、駅の券売機で新幹線の予約もできますから、「時間を損して、かつ座れるかどうか分からない」という状態よりは何倍もマシです。



②精神的に余裕ができる

上と半分くらい内容はかぶりますが、自由席だと「座れるかな~」という不安がどうしても出てしまいます。始発駅ですらこれですから、途中停車の名古屋や京都では、座れる確率はもっと低いですし、もはや座れる期待なんてできないに等しいですよね。


こういうことに気を揉んでしまうと、精神衛生上良くないですよね。きっぱりと諦めて「東京から名古屋まで自由席で立っていても大丈夫!」なんて人は本当に少数ですから、1000円払って席を指定しておいて、別の大切なことに気を向ける、というほうがよっぽど建設的です。




指定席を利用するのは、普段だとそれほど差はないでしょうが、全員が一緒に大移動をする長期休暇や年末年始の時期は、「1000円払う」だけで多くの時間と、心の安らぎを確保できるわけです。この時期はこの時期で指定席を取りにくい、というのはありますが、予定が決まっているのであればさっさと指定席を取っておいて、座ってくつろぎながら移動するほうが建設的でしょう。


(ちなみに、JRの列車のチケットの取り方はこちらも参照にして下さい)







というわけで、今のぼくなら1000円払って、確実に席を押さえてのぞみは利用します。






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