2013年9月22日日曜日

LinkedInの勉強会&ワークショップを開催しました。

今日は京都で、LinkedInの勉強会&キャリアデザインのワークショップを開催し、無事終了することができました。


半年前くらいにLinkedInの勉強会はしたいと構想していましたが、仕事用SNSということもあって、「キャリアデザイン」や「自己実現」といった内容も一緒に行うことで、単なる勉強会にとどまらず、ワークショップを含めて参加者どうしの交流もできるのではないかと思い、人材育成/活性のプロである阪本さんと共同で、開催にこぎつけました。


この勉強会&ワークショップは三回に分かれていて、今回はその第一回目。
LinkedIn=SNSなので、SNSについての簡単なおさらいや、なぜ自己実現やキャリアデザインが必要となって来るのか、ということを、主催者・参加者を交えて考えていきました。


開催場所は、京都二条のカルチャースペースぽこあぽこ 二条教室でした。

今回利用させて頂き、ありがとうございました!スペースの大きさもちょうどで、とても使いやすかったです。





参加者は多くはありませんでしたが、仕事をされている方も学生の方も来て頂きました。



阪本さんのワークショップ。




自家製(?)ドリンクバーも用意しました。
(今後も継続予定)




こちらは、LinkedInについての簡単な説明の話。




僕は、半年前に東京で実施したイベント「若者は本当に海外に行かなければならないのか?」以来の登壇だったので、今後はもっと要領よくやっていきたい、というのが反省点でした。





収穫も課題もそれぞれあったワークショップ&勉強会でしたが、普段家の中で仕事をしている僕にとっては、人前で話をするという新しい領域に挑戦することができたのが、一番学びの多いことでした。

阪本さんにはいろいろとお世話になっているのですが、全く異なる種類の仕事をされているので、どんな風にイベントを進めるか、話をするか、興味を引きつけるか、など、僕も聴衆側に回り勉強させて頂きました。


いわゆるナリワイ的なコンセプトでの「仕事づくり」として行った面もありましたが、今後も異業種融合で仕事を作っていき、新しいことを生み出してワクワクすることに関わっていきたいと思いました。

次回、第二回のイベントは10月27日(日)に、京都市内で開催予定です。
(場所については現在調整中です)


また、今回京都で行ったものと全く同じ内容の勉強会・ワークショップを、10月から12月の第一日曜(10月6日、11月3日、12月1日)にも、神戸・三宮で開催します。

LinkedInに興味のある方、今日の京都でのイベントに参加できなかった方、仕事やキャリアデザイン等に興味のある方は、是非ご参加下さい。

神戸でのイベント詳細はこちらからご確認下さい。
(Facebookページです)


最後になってしまいましたが、三連休の中日にも関わらず参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました!

第二回、第三回とも、周りの人もお誘い頂き是非ご参加下さい。



参考ブログ記事:


2013年9月20日金曜日

行動力

世の中には、二種類の人間がいる。

行動に移す人間と、そうでない人間とだ。


結論をいうと、行動に移す人間は見ててすごい(影響を受ける)し、自分もそうなりたいと思う。

一方で、口では言うけど行動に移さない人も多いのも事実。


いっとき、「行動は最強の証明書」だと思った時がある。三年前ぐらいだったか、「行動に移す人(実践している人)は最強だな」と、心から思った時が何度もあった。


僕も、いろいろ実際にやってきたり、口先だけでやってこなかったことも沢山あったけど、やっぱり何かを実践してみることは、とても大切なことだと思っている。

やってみないと分からない(見えて来ない)ことがある。その過程で学ぶことも沢山あるし、動いてきたからこそ得るものや、辿り着ける場所がある。

でも、行動に移そうと思ってもなかなか一人ではできないもの。

そういう時は、自分一人で悩まずにだれかに相談してみるといいと思う。

自分の知らない情報を教えてくれたり、人を紹介してくれたり、もしくはその実現に力を貸してくれたり。


「背中で教える」という言葉があるけど、いろんなことは、実際にやってみることが大切であって、そんな姿は誰かが見ている。だから、逆に口先だけでも、そんな姿を誰かが見ている。そしてそれは、時間が経って結果として形になる。


ここからは告知になってしまうのだけど、9月末から共同でワークショップを開催します。

場所は京都(第四日曜)と神戸(第一日曜)、内容は「ライフデザインの手段としてのSNS(LinkedIn勉強会+キャリアデザインワークショップ)」です。

以下、Facebookのイベントページです。
https://www.facebook.com/events/157493251118393/
(空きあります)

LinkedInは長らく使ってきて、いつか勉強会をしたいな、と思っていたのですが、一人の力ではどうしようもないので、人材育成のプロの方に相談をして、共同で開催することになりました。

構想から半年経ってしまったのですが、やりたいことを形にできることに幸せと喜びを感じて、これからもいろいろと行動に移していこうと思います。


行動することで切り開けた世界が、僕の財産です。

2013年9月13日金曜日

「クールジャパン・マッチンググランプリ」に参加してきました。

昨日から北海道・札幌に来ています。

三年ぶりの北海道、七年ぶりの国内線フライトの利用、という状況での北海道入りです。

今回は、経済産業省主導のクールジャパンマッチンググランプリに、聴講者として参加するためです。


今まで在宅で翻訳の仕事を主に行ってきましたが、もともと「日本の良いものを世界に伝えたい」という理念のもと、自分の得意分野である言語関連でのアプローチを行っているので、今回は貴重な機会でした。

(このイベントを教えて頂いた方、また北海道で親切にも泊めて頂いた方には本当に感謝しています。)



はるばるやって来て思ったのは、やっぱり大事な話は水面下で進んでいる、ということです。


普段なかなか外に出ることがないので、こういう機会を使って「顔の見える関係性」を築くことはとても重要だな、と思いました。

手応えのある話も幾つかあったので、きちんと形にしていきたいです。


それにしても、「クールジャパン」というこの言葉、もうちょっとセンスのある言葉にならないものか…。そもそもなんでカタカナ語なのか…。


【関連記事】インド初「日本文化祭」に参加しませんか?

2013年9月8日日曜日

LCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 3

前々回、前回と二回に分けて、飛行機を利用する時にLCCとフラッグキャリア(大手航空会社)をどのように使い分けるか、ということを書いてきた。

これらの使い分けに関して、僕の意見をもう一度まとめてみると
・値段が格安なLCCは便利だが、遅延や追加料金等でメリットも多い
・今はSkyscannerなどのサービスを使って、手数料ゼロで大手会社の格安航空券を探すことが出来る
・大手のフライトはマイルが貯まる可能性が高いから、マイレージサービスを使い分けて利用すると、将来的にメリットが大きい
ということだった。

参考:
LCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 1

LCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 2


そういうわけで今回は、具体的にどうやってマイルを貯めるのか、マイルを貯めるのであればどの航空会社やアライアンスが良いのか、ということを自分の経験をもとにまとめていく。

まずは、マイルの貯め方だ。

・マイルは事後登録ができる
これは案外、知られていないことかもしれない。

普通マイルというのは、航空券を買う時に加算されるものであって、それは各航空会社のサイトから直接購入する場合だけだ、と思われている方がおられるかもしれないが、それは違っている。

もちろん、マイルを貯めるにはいずれかの航空会社(ANAでもよいしJALでもよいし、それ以外の海外のエアラインのでも良い)のマイレージサービスに登録をしないといけないのだが、一度会員登録をしてしまえば後は特に問題ない。

事後登録ができる期間は会社によって異なっていて、最大で一年前のフライトまでできるものから、最大でも三ヶ月前のもの、というものまで幅があり、会員になる前に念入りに確認しておいた方が良い。

事後登録ができるということは、例えば会社のホームページで販売されている「正規運賃」以外でも、格安航空券を自分で買った場合(SkyscannerやExpediaなどで)に、マイルを貯められる可能性がある、ということだ。
これを知っているか知らないかで、大きく異なってくる。

参考:マイル事後加算期間チャート

一番多いのは、フライト利用後半年以内、というものであるようだ。

ここで一つ気をつけないといけないのは、「入会後のフライトの場合」と「入会前のフライトの場合」で、登録期間が変わって来る、ということ。

例えば、2013年1月1日にA社のマイレージプログラムに参加したとすると、2012年12月1日に利用したA社(もしくはアライアンスに加盟している)フライトのマイル事後登録期間は、搭乗日から3ヶ月以内で、2013年2月1日に利用したフライトの事後登録期間は搭乗日から6ヶ月以内になったりと、異なるわけだ。

僕の場合、2012年10月23日にアエロフロートを利用したのだが、提携関係にあるKLM/エールフランスフライングブルーに参加したのが2013年の1月中頃だったので、「入会前のマイル事後登録は登場から三ヶ月以内」のルールにあやうくひっかかり、登録をしそびれるところだった。

なので、「まだ入会していないけど、前のフライトを登録したい」という方は、入会前申請が不可能な大韓航空、エアカナダ、アシアナ航空等のプログラムは使用しない方が良いだろう。
(ここに書かれてある内容は、以後予告なく変更される場合があります)


もう一つ、マイル加算で知っておきたいことはクレジットカードの利用だ。

ANAやJALのマイレージプログラムと結びついたクレジットカードを使うと、「クレジットカードで100円支払につき1マイル」などのサービスがあるので、普段から以下のようなものをクレジットカードで支払うようにしておくと、毎月難なくマイルが貯まっていく。
・インターネット代
・携帯電話代
・電子書籍(Kindle)
・各種サービス利用代、購入代
・航空券代
LCC航空券

ここで僕が目を付けているのは、LCCの航空券をマイレージプログラムのクレジットカードで支払うこと。

LCCの運賃はクレジットカードでの支払しかできない場合が多いのと、支払手数料も数百円取られてしまうので、どうせなら全て、効率よくマイルにかえてしまおう、という話。
LCCで往復8,000円の券を買っても、80マイルくらい貯まるので、塵も積もれば山となるのだと思う。

あとは、普通の航空券も、だいたい5〜20万円くらいするので(目的地にもよるが)、一度の往復フライト代をクレジットカードで払うことで、500~2000マイルは異なってくる。

マイレージプログラムは年会費(5,000円〜20,000円程度)がかかるが、細かくマイルを貯められると思えば、高くはない買物だと思う。


参考:
ANA JCBカード

JAL CARD


マイルの加算率は、会員の種類(一般、ゴールド、プラチナ等)によっても違うし、各アライアンスによっても異なるので、自分の好みや用途にあったものを使って頂きたい。


では次にどのエアラインやエアラインアライアンス(航空同盟)を使うのかについても、自分なりのまとめを記しておく。

まず、大手エアライン同士は、会社を越えて同盟(アライアンス)を組んでいることが多く、以下の三つのアライアンスに分けられる。
スターアライアンス
ワンワールド
スカイチーム

世界の大手航空会社は、おおよそがいずれかのアライアンスに属していて、アライアンス内での航空会社は相互提携して、マイルを加算することができる。
(例えば、スターアライアンスのANAマイレージを使っていると、同じアライアンスのルフトハンザドイツオーストリア航空を利用した場合のフライトも、マイル積算対象になる。)


それぞれのアライアンスの特徴を以下にまとめてみた。
(筆者独自の見解であることをご容赦頂きたい)


<スターアライアンス>
・日本エアラインはANAが加盟。
・ヨーロッパ系の多くの航空会社(ルフトハンザ、オーストリア航空、スカンジナビア航空、LOTポーランド航空等)が加盟している
・アシアナ航空(韓国)、ユナイテッド航空(アメリカ)、中国国際航空、ニュージーランド航空、エア・カナダ、トルコ航空などが加盟しているので、主要国へ行く際にだいたい利用できる
・日本国内の移動でも利用機会が多いので、マイルを貯める機会は少なくはない
・ANAマイレージの場合、マイルの有効期限が加算月から36ヶ月なので、永遠にマイルが残らない
・ヨーロッパ系の航空会社は、殆どが成田発着便だけなので関西や地方に住んでいる人は利用機会が少ない(おまけにルフトハンザは料金が高め)
・中国国際航空は、Skyscannerで価格が上位にヒットする(安い)
などだろうか。

僕はANAマイレージを使っているが、関西在住でヨーロッパ系エアラインは殆ど使わないので、今はサブのプログラムとして使っている。
今後は、トルコ航空で中東やヨーロッパに行く時や、中国国際航空を使うときにお世話になると思っている。
(それまでに積算マイルが切れそうなのだけど)

あとは、ANAマイレージの場合、独自提携でカタール航空もマイル積算対象なので、カタール航空(料金も安い)をよく使う人は、ANAのマイレージを使うと良いかもしれない。

参考:ANAマイレージクラブ


<ワンワールド>
JALが加盟
・他はフィンエアー(フィンランド)、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック(香港)など。
→選択肢が少ないかなー、という印象。
・JALプログラムは、マイルを貯めやすいことと交換が少ないマイルからできることが魅力。
・ヨーロッパのLCCであるエア・ベルリンも提携しているのは面白い。

僕は、選択肢の会社が少ないためワンワールドは利用していないが、JALプログラムではエミレーツ航空も独自提携しているので、使い方によっては十分にもとが取れるのかもしれない。

参考:JALマイレージバンク


<スカイチーム>
・日本の大手航空会社は非加盟
・KLMオランダ航空やエールフランス、中国東方航空/南方航空、中華航空など、価格力が強いエアラインが多い
・フライングブルー(KLM/エールフランスのプログラム)の場合、マイル有効期限は20ヶ月だが、期間内にスカイチーム便を使えば有効期間が20か月更新されるので、半永久的にマイルが貯まる。

参考:フライングブルー

僕はこのフライングブルーを利用しているのだが、案外利用価値が大きそうなプログラムだと思っている。
日本の大手こそないが、KLMとエールフランスは共に、ヨーロッパ系では一番安い価格のことが多いし、大韓航空や中国系エアラインも、Skyscannerでは上位にヒットするので、安い航空券は多く手に入りそうだ。
関空から香港へ行く際も、中国東方航空が安くヒットするし、アエロフロートも航空券は安い部類だ。

中国系を使うと、乗り継ぎがあるため移動距離が長くなり、その分マイル換算距離も多くなるから安い航空券でマイルを多く貯めることができるかもしれない。
(これはまだやったことがない)

(「移動距離が長い」ほうが良いのであれば、中東を拠点にしているトルコ航空、カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空を利用しても、マイルが多く貯まるのだろう)


僕は去年の夏にANA、今年の年明けにフライングブルーを利用し始めて、まだまだこれからなのだが、これからも世界のいろんなところで滞在をしたり、旅をしたいので、いろんな機会を作っては、どこまでマイルを貯めることができるのか、ということにも同時に挑戦していこうと思っている。



前々回、前回、今回と、主観的にではあるが、マイレージに関する情報や自分の考えを、現時点のもので表してみた。

マイルの事後登録、クレジットカードの賢い利用、格安航空券の利用など、あれこれと手段を尽くすことによって、一度のフライトが将来に何倍にもなって帰ってくる。

今や日本国内にもLCCがひっきりなしに飛ぶようになってしまったからこそ、海外に行くときなどにフラッグキャリアを賢く使い分けて、少しでも気持のよい旅をしてみたい。


ここの情報は今後、変更する可能性があるので、実際にマイレージプログラムを利用される際は、ご自身で必ず、改めて調査をして頂きたい。


前々回、前回の記事はこちら。
LCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 1

LCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 2








2013年9月2日月曜日

LCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 2

今回は、主にフラッグキャリアとLCCを使う時のメリットとデメリットについてまとめ、それからなぜマイレージを使うと得なのかまでつっこんで考えてみる。


前回記事のLCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 1も参考にして頂きたい。


ではまず、LCCの長所短所について、僕が思うところを挙げてみる。

<長所>
なんといっても料金が安い。
というか、LCCの長所はこれでしょう。
僕が利用したことあるのは、関空〜仁川片道9,000円や、関空〜台北往復12,000円(セール)(共にPEACH)など。

今度も東京に往復7,900円で飛ぶので、セールじゃなくてもべらぼうに安いのが、一番のメリット。

こういうの使うと、新幹線での移動は高いし、夜行バスは安いけど寝れないし…みたいなことを引き合いに出して、LCCの利用も多くなるかなと思っています。
(特に僕は、夜行バスで風邪引いたことが何度かあるので)

更に、プロモーション等の限定販売だと、Jetstarの459円の四国セール等、価格破壊の極みのような料金で移動が可能に。

僕もまだ数回しか使っていないが、こういう風な移動ができるなら、LCCはこれからもどんどん使っていきたい。

<デメリット>
逆にデメリットはというと、チケットの購入で余計な料金がくっついてややこしかったり、払戻が出来なかったり、遅延がひどかったり、ということがあげられるが、僕は特に、購入時の余計な料金(支払手数料も含めて)が好きではない。

機内預け手荷物に+1,000円とか、座席指定に+400円とか、とにかくオプションが細かくて面倒くさいのと、クレジットカードでの支払でも600円くらい更にかかったりと、チケットの購入が近づくに連れて金額が徐々に上がっていく仕組みだ。

もちろん、預け手荷物がなかったり、座席指定もしなければいいのだけど、荷物が微妙な大きさや重さになる可能性があれば、心の中でどこかひっかかるだろうし、チケット一枚購入するのにいちいちオプションを選んでいたら、それだけで目も疲れるし、精神的にも消耗する人は必ずいると思う。
(これは慣れの問題でもあると思うが)


だから、料金は安くていいのだけど、いざ購入する時になったら、思っていた金額より高くなっていたりして、損した気分になることも多いと思う。
(あとはPEACHの場合、座席間隔が狭いのも、あまり好きじゃない。)
それと、機内での買物もお金がかかるので、何かと出費する可能性は高い。



では次に、フラッグキャリアのメリットデメリットは何なのか、となるけれど、それは簡単にいうとLCCの逆で
<メリット>
・サービスは全て料金に込み
・(マイルが貯まる)

<デメリット>
・金額が高い
ということになるだろうか。

料金に関しては、目的地によってまちまちだけれど、やっぱり数万〜十数万円するのが普通だから、まともな金銭感覚をもってすれば、よほどのことがないと購入できないのは事実だろう。
(だいたいヨーロッパは、普通に買えば往復で15万程が相場?)

ただ、僕自身Skyscannerを使うようになってから、案外安い航空券が落ちてることに気づいて、これだったらフラッグキャリアを使った方が、サービスもいいし、マイルも貯まるからいいんじゃないの?と思った経緯がある。

例えば、適当に日にちを選んで関空〜香港の航空券を調べてみると、
最安はPEACHで、28,000円〜33,000円
その次に来るのが、中国東方航空の34,000円〜36,000円
だったりする。

PEACHだと、ここからサイトに飛んで、預け手荷物代を払ったり、支払手数料を払ったり…、ということになって、お金がかかるし、シートピッチも狭いし、おまけに香港到着は23時頃、香港出発は日が変わった0時頃で関空到着が5時頃なので、そこまでお金をケチって乗るか…、と個人的に思う。

それなら、預け荷物も無料の中国東方航空を使って(機内食や乗客のマナーは悪いらしいが)、上海乗り継ぎでゆっくりできるほうが、まだいいんじゃないかと、思えて来る。

他にもSkyscannerは便利なサイトで、例えば関空〜パリ/フランクフルト/ストックホルム/ローマ等の往復航空券が、日によっては80,000円(いずれも上海か北京乗り換えの中国系)、関空〜東南アジアが台北乗り換えの4万円台からあったりと、「フラッグキャリアでこの値段!?」というチケットが、わんさかとまではいかないが多く落ちてる。

これだけ安い航空券があって、かつ全部フラッグキャリア(=マイルが貯まる!)なら、マイレージサービスは持っていて絶対損しないと思うのだ。
(みんながみんな、そんなに海外に行かないことは承知してるので、すぐにマイルが貯まって無料航空券と交換、ということにはならないが。)

ただし、航空券によってマイルの積算率も違うので、特にSkyscannerからExpediaなどのサイトに飛んで予約した航空券のマイルがどれだけ貯まるのかは、ふたを開けてみないと分からない。

(ただ、僕の場合仁川〜ワルシャワ往復70,000円のチケット(アエロフロート)をExpediaで買った時、マイルの事後申請をしたら5,500マイルくらい貯まったので、この値段でこれだけ貯まるのなら満足できると思う。)

僕も何度か調べてみたが、ANAの航空券でも、日本〜ヨーロッパを一番安いチケットで往復しても往復で6,000マイルたまるようだし、KLMオランダ航空エールフランスのサイトで購入しても、3,000マイル〜が加算されるようだった。

なので、マイル積算率は高くないにせよ、殆どの割合で貯まるのだから、一年に一回くらいヨーロッパやアメリカに旅行する学生や、研究調査で東南アジアやアフリカに行く学生達も、マイルを貯めていて損はないと思う。

(僕も大学時代に二度ヨーロッパに行ったが、その時のマイル(合計で8,000マイル程?)を貯めてなかったのはちょっとした後悔だ)


というわけで、LCCもいいけれど、遠くに行くのには必ずといっていいほどフラッグキャリアを使うことになるから、上手く使い分けをしてマイルを貯められる時は貯めていて損はない、ということだ。


次回は、じゃあマイルを貯める時にどういうプログラムを利用すればいいのかについて、まとめてみる。

2013年9月1日日曜日

LCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 1

LCCの認知度が、日本でも広まってきた。


国内でのLCCの草分けといえるジェットスターや、関西を起点に話題に耐えないPEACH、また一方で、近く撤退が決まっているエアアジア・ジャパンなど、特にこの二年程で、日本国内での認知度が格段に上がってきている。

かつては、日本で話題にあがるLCCといえばセブパシフィックスカイマーク、ヨーロッパのライアンエアーなどだったのを思うと、国内での路線も増えたり、1000円以下のセールで遠くに行けたりと、移動手段の選択肢と利便性が増大したのは、多くのビジネスマンや旅行者にとっては間違いなく吉報だろう。(先のLCCについて、セブパシフィックとスカイマークは、あくまでANAやJALと比較してのもので、厳密な意味でのLCCではないともいえるが。)


かくゆう僕も、これまで何度かPEACHは国際線で利用したことがあるし、今度もLCCの国内線を利用して出張に行く予定がある。

僕のように、まだ流動資金が少ないようなスタートアップでも、LCCを使ってコストを削減できるのは大きな魅力だと思っている。


ただ、こんな時代になったとはいえ、まだまだ各国のフラッグキャリアも多数存在し、大陸を越えての長距離移動は、LCCだけではできないのも事実である。

そんな中、僕もフラッグキャリアのマイレージプログラムを利用し始めたので、これから数回にわたって、LCCとフラッグキャリアの使い分けや、フラッグキャリアを使う際のマイレージの利用の仕方、考え方について、自分の経験を元にまとめていこうと思う。


このブログで僕が伝えたい結論を先に述べると、
・フラッグキャリアのマイレージプログラムは、一つでも参加しておくと良く、
・LCCとフラッグキャリアは使い分けて利用し、
・マイルの貯め方は様々にあるので、マイレージプログラムが付いているクレジットカードを持っておくと便利だ
ということだ。


なので、「マイレージとはなんぞや?」という説明はここでは省くことにする。上記のことが知りたい、という方は、こちらのウィキペディアを見て頂ければだいたいのことが分かるので参照して頂きたい。


僕自身、何度も様々なフラッグキャリアを利用して海外に行ったことがあるのだが、これまでマイレージのことすら知らず、貯め損ねたマイルも結構あるので、その反省も踏まえて役に立つ情報を載せていきたい。
(マイルを貯めるメリットは、無料航空券への引き換えや座席クラスのランクアップ等があるのだが、僕としては「貯められるのなら、何も知らないで貯めなかったら損」というのが一番大きい)

海外旅行をする人、これから世界一周に旅立つ人、ビジネスで世界を飛び回っている人など、多くの人の役に立てれば幸いだ。

続きはこちらへ。

LCC勃興の時代に、マイレージをもう一度考えてみる 2